スタートアップエンジニアの作ってみた日記

ものづくりが下手な横好きなエンジニアによる作ってみた的なブログです。

ESP32を使ってIoTデバイスを作ってみた。その1

題名の通り、ESP32を使って家電をIoT化してみました。

 

この記事はその1ということで、ESP32を使ってLEDを光らせるところまで説明していきます。

まず使うものは以下になります。

・ESP-WROOM-32開発ボード(秋月電子にて購入、以下のURL参照)

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-11819/

・ブレッドボード

・ジャンパピン

・LED

・抵抗100Ω

 

ESP-WROOM-32開発ボードはESP-WROOM-32のWifiモジュールが実装されており、開発ボードを購入するだけでPCとUSBケーブルで接続するし、ArduinoIDEを使ってすぐに開発することができる優れものです。

はじめ私はESP-WROOM-32のモジュールとArduinoを接続して動かそうと思ったのですが、接続やら電力供給やらがめんどくさそうっだった(←コラ)ので、開発ボードを購入しました。笑

 

では、実際に作り方について説明していきます。

■ESP-WROOM-32開発ボードをArduinoIDEでいじれるようにする。

まずはArduinoにESP32のライブラリをインストールします。

図のようにファイル→環境設定で環境設定画面を開きます。

f:id:goengine:20190526125013p:plain

環境設定の画面の「追加のボードマネージャーのURL」のところに以下のURLを入力します。

https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json

こうすることで次にライブラリをインストールする際にここのURLを参照にするようになり、ライブラリを見つけることができるようになります。

f:id:goengine:20190526125252p:plain

 

次に「ツール→ボード→ボードマネージャ」を選びます。

f:id:goengine:20190526125703p:plain

 

以下の図の赤枠内にESP32と入力して検索すると1つヒットするので、それをインストールしてください。バージョンは最新(2019年5月の時点では1.0.2)で問題ないでしょう。

f:id:goengine:20190526130305p:plain

これでESP32のライブラリにインストールは完了です。

■次にプログラムを書き込めるように設定を変更していきます。

「ツール→ボード」からボードを「ESP32 Dev Module」に変更してください。

その下にもいろいろ設定がありますが、そこは変えなくても大丈夫です。

f:id:goengine:20190526131106p:plain

これでArduino IDEからESP32にプログラムを書き込めるようになりました。

■次にLEDを光らせるための回路を組んでいきます。

図のように27のピンとGND間をLEDと抵抗100オームで直列に接続します。

f:id:goengine:20190526133209p:plain

 

■次に書き込むためのプログラムを書きます。

以下のコードをコピーしちゃってください。

内容は0.5秒ごとに点灯と点滅を繰り替えすプログラムです。

#define LED_PIN 27

void setup() {
  Serial.begin(115200);
  pinMode(LED_PIN, OUTPUT);
}
void loop() {
  digitalWrite(LED_PIN, 1);
  delay(500);
  
  digitalWrite(LED_PIN, 0);
  delay(500);
}

これでArduino IDEからESP32にプログラムを書き込めるようになりました。

 

これをESP32に書き込めば完成です。

動画のように点灯しているはずです。

 

以上で、ESP32を使ったLEDの点灯は完了です。

次回は実際にネットワークにつなげてブラウザからLEDの点灯について書きたいと思います。 

 

今回のブログは以下のサイトを参考にさせて頂きました。ありがとうございました。

https://www.mgo-tec.com/arduino-core-esp32-install/2